美容整形手術を受けられる方は、
かなり色々なことを気にされていることでしょう。
「本当にこの手術内容で自分に似合うのか」
「この医師に任せて問題ないだろうか」
など、普段であれば神経質でない人でも、
心配しすぎてしまうのが普通だと思います。
そんな中でも、
「美容整形を受けるのに適した時間帯や季節というのはあるのか?」
ということについて、
気になっている人もいるのではないでしょうか。
非常に細かい部分ですが、
美容整形の成功する確率をほんの少しでも上げるためには、
こういったことを考えて、
懸念事項をつぶしていくことは大切ですし、
精神的にも楽になりますよね。
「美容整形が時間帯や季節要因により差が出るものなのか?」
「術後の仕上がりが変わる事があるのか?」
についてまとめました。
時間帯で医師の技量に差はない
普段働いている人や、
学校で授業を受けたり、
体を動かしている人にとって、
朝と夕方の体力や集中力を比較すると、
やはり何となく朝の方が優れているようなイメージがあります。
しかし、美容整形に限ったことではないですが、
人命に関わる手術を行う医師や、
ミスをすれば取り返しがつかない治療を行う医師は、
集中力や体力を常に高いレベルでキープしています。
どんな方法で毎日の体調を整えているかはその医師によって違いますが、
二日酔いや風邪などで体調を崩しているのに、
無理をして手術をするようなことはありえません。
よって、基本的には何時に受けてもクオリティは変わらないものだと考えてよいでしょう。
予約が取れた時間や、それぞれの都合に合った時間で手術を受けて問題ありません。
患者側の体調が悪い場合や、
疲れを感じたりしている場合についても、
よっぽどひどい病気にかかっている場合や、
コンディションがかなり悪い状態でない限りは
手術の仕上がりに差が出るということはかなり少ないと考えられます。
当然、体調の良し悪しについては、
事前に医師と必ず相談するようにしましょう。
季節による差もほとんどないと考えていい
汗や皮脂がでやすい夏場に整形手術を行うことで、
化膿してしまったり、腫れがひどくなったりしてしまうことがありそうなイメージを持っている人もいると思いますが、
こちらに関しても心配する必要はありません。
切開をする整形手術は、
外科手術と同等レベルで雑菌に対してのケアをしています。
術野を消毒、滅菌するのはもちろんのこと、
メスや手袋など手術に使用する器具類もすべて
完全に雑菌をシャットアウトしている状態です。
しかし、手術してまだ傷が完全にふさがっていない状態で、
炎天下のなかで歩き回ったり、
外で激しく体を動かしたりしてしまうと、
血流がよくなって出血がひどくなってしまったり、
汗や皮脂が傷口に入りこんで感染症にかかったり、
腫れが長引いたりということは十分に考えられます。
無理せず、術後のケア方法についても医師からの忠告を守り、
常識の範囲内で行動してください。
上記は「しっかりした医師」であることが大前提。見分け方は?
当然のことながら、
医師も人間である以上はミスもありますし、
体調の波というものも少しはあるでしょう。
したがって、やはり手術の成功率を上げるためには、
「経験と技術があるしっかりした医師」
を見つけることが近道です。
「医師が働きやすいような環境を整えられたクリニックであるかどうか」
という点も判断材料になります。
また、カウンセリングの段階でわざとたくさん質問を投げかけてみて、
- どこまで誠実に回答をしてくれるのか
- どんな内容の回答をしてくれるのか
というところで、
その医師の人柄を判断してみるのもよいでしょう。
その際に冷たい反応をされたり、
ずさんな回答しかしてくれなかった場合には、
医師やクリニックを改めて調べなおしてみて、
不信感をぬぐえないのであれば思い切って変えてしまってもいいと思います。
対応が悪ければ手術が下手ということではありませんが、
患者の不安にまともに向き合ってくれない医師に、
心配な気持ちをもったまま大きな手術を任せる必要はないと思います。
まとめ
もし美容整形に失敗してしまうと、
お金を失ってしまうばかりか、
後悔という言葉では片付けられないほどの深く悲しい気持ちになってしまうことでしょう。
患者側もベストな体調で、
ベストな体調の医師に、
技術と経験を発揮してもらえれば、
成功する確率はとても高くなります。
自分の体調を管理することは比較的容易に出来ると思いますが、
医師の当日の体調を確認することはできません。
その分、この医師になら任せてもよいと思えるまでカウンセリングを重ねたり、
納得いくまで質問したりという時間は重要です。
良いクリニックや医師に巡り合うことができれば、
時間帯や季節などは全く気にしないでいいと言えるでしょう。